10/20 健康豆知識。

出典:日本ビール文化研究会『日本ビール検定公式テキスト』実業之日本社
※「日本ビール検定(びあけん)」は一般社団法人 日本ビール文化研究会が主催する検定です
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facebook友達の静岡 前田金三郎商店さま
前田 富佐男さまが
シェアされたものを転載してみました。

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今週の月曜日には、「Jカーブ効果」の話をしました。
「お酒を飲みすぎる人やまったく飲まない人よりも、
適度にお酒を飲んでいる人のほうが死亡率が低い」というものですね。

では、アルコールはどれくらいの時間で分解されるのでしょうか?

摂取したアルコールは肝臓で分解されます。人によって個人差がありますが
一般的には体重60~70Kgの人で、1時間に7~9gのアルコールが処理できるといわれています。

ビールの大びん1本には、約23gのアルコールが含まれているので、
これを処理するには、約3時間かかることになります。

アルコールは、約2割が胃で吸収され、残りの8割は小腸で吸収されるといわれています。
吸収されたアルコールは、血液中に溶け込んで肝臓に運ばれ、
アルコール脱水素酵素(ADH)などの働きによってアセトアルデヒドに変換され、
その後、アルデヒド脱水素酵素2型(ALDH2)の働きによって酢酸に変換されます。
さらに酢酸は水と二酸化炭素に分解された後、体外に排出されます。

肝臓で分解されなかったアルコールは、汗や尿または呼気となって排出されるため、
これが息や体臭がアルコール臭くなる原因となります。

また、アセトアルデヒドは、「顔が赤くなる」「頭痛がする」「吐き気がする」「動悸がする」といった不快な症状を引き起こす原因です。

日本人の約4割はこのALDH2の働きが弱いかまったくないといわれています。
そのような方々は、お酒が弱い体質となります。。尚、
ALDH2の働きは、遺伝によって親から子へ受け継がれるといわれています。

出典:
日本ビール文化研究会『日本ビール検定公式テキスト』実業之日本社
※「日本ビール検定(びあけん)」は一般社団法人
日本ビール文化研究会が主催する検定です

 

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